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日々の事、徒然に。

迷走期間

今日のブログは自身への忘備録的な要素が強いかな。
今日は出張最後の休日。出張していると、いろんな事考えちゃうんだよね。

ということで、本を一冊読了。事務所にあった「タイ・ビルマ国境の難民診療所」。
シンシア医師が立ち上げたMae tao clinicの設立過程を舞台にビルマ軍政時代の悪政と
カレンの人たちの覚悟、そんな活動に心を打たれてボランティアをしている外国人へのインタビューが載せられている。
実は私も一度調査の一環でMae tao clinicに訪れており、シンシア医師には会わなかったけど
現地で活動している職員と日本人ボランティアの人たちに色々とインタビューを行った。
その他にもタイの国境の町Mae sotにはたくさんのNGOがあり、難民や移民支援を行っていて、数か所まわって調査を行った。

昨日通訳の子にもらったビルマ軍とカレン軍のドキュメンタリーの内容もそうだけど
この本に書かれている人たち、活動、そして彼らの覚悟は言葉では言い尽くせないほどであり
私に同じことができるか?と自問したところで、到底無理なことは自認している。
・・・というか、たぶん私がやりたいことはそういうことではない。

ビルマ/ミャンマーという国はそこに身を置けば置くほど謎が深まる国。
様々な場所で見聞きし感じたことを繋ぎ合わせてある疑問に対して論理的に仮説を形成したとしても、なんとなくもっともらしさが感じられない。
多分、まだまだ目に見えない何かが大きく横たわっているのだろう。
軍政から民政の過渡期という、政治的なことはもちろんだけど、私はそれ以上に人々の心の中の
論理的には説明がつかない何かがあるんだろうなぁ、と思っています。
それは、本やドキュメンタリーに描かれていた彼らの「覚悟」や同胞や故郷への「想い」、
彼らの信仰対象である宗教、そして誰の心の中にもある「強欲」「恐れ」「哀しみ」などなど。
各地で見聞きしたことを思い出しながらこんなことを考えて本を読んでいたりすると
わくわくが止まらない自分に気づきます。
このわくわくをどんな形に収めていこうか、その先に何が見えてくるのか。
そのあとやっと、自分が一生を通じて身を投じたいことがわかる気がします。

まだまだ迷走期間。
焦らず、じっくり、見つけていければいいな。

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『紛争影響国/地域』で働くこと

久しぶりにブログを書いたら、いろいろ書きたいことが出てきたのでもう一つ記事を書いてみる。

ただ今滞在しているコートジボワールは『紛争影響国』である。
最近では2010年に大統領選挙の結果を巡りその時の現政権派と、
選挙によって選ばれ、国際社会からの支持を得ていた新政権派で内戦がおこりアビジャンでも多くの市民が犠牲となった。
今では外国人の私でも日中は一人で街を歩けるくらい平和。
でも、内戦はたった数年前のこと。人々の記憶には鮮明にあの時のことが残っているに違いない。


さらに、去年はミャンマーでよく仕事をさせてもらう機会に恵まれた。
ミャンマーは軍事政権から民政移管され、アウンサンスーチーさんの自宅軟禁も解け、日本でもかなり注目の国。
私はそんなミャンマーの中で、少数民族支援に関わるプロジェクトに従事できた。
ミャンマーには100を超える少数民族が居住しており、
そのなかのいくつかの民族は民族が多く居住している地域の独立をめざし軍事政権と戦っていた歴史がある。
その中でもカレン族は60年間ミャンマー軍と戦っており、停戦協定が結ばれたことをきっかけに
プロジェクトが開始された。
しかし一旦停戦協定が結ばれたからと言って、60年続いていた状況が一変するはずもなく
真の意味での「平和」には長い時間が必要。
そんなミャンマーのカレン州も『紛争影響地域』と呼べるだろう。


それぞれプロジェクトでは
『社会的調和』『平和の定着』『相互理解の醸成』などを目標として実施していくわけだが
直接現地の人たちに「先の内戦で、あなたにはどのような影響がありましたか?」「内戦時に敵だったお隣さんとは、今、日常生活で問題はありませんか?」
など聞くはずもなく、日々の業務では直接内戦時の話をすることはない。
難しいことには蓋をする、というわけではなく、我々の仕事は「開発支援」だから。
正直、生活して、普通に業務をしている時には紛争影響国/地域とは思えないくらい現地は落ち着いており
『平和の定着』って言っても、具体的になんだろう、だって、もう平和じゃん。とか思ってしまうときも。


けれども、ときたま、内戦の跡を垣間見る時がある。


それは老朽化していたと思っていた建物が実は銃弾の跡で穴が開いていた建物だったり、
住民から発せられた何気ない一言だったり、道路のすぐ脇に広がる地雷危険地域の森だったり。
そういう小さく目に見えたり見えなかったりする一つ一つのことを注意深く集めていき
そこに住む人々が真に感じる『社会的調和』『平和の定着』『相互理解の醸成』を形成する支援をしていくことが
『紛争影響国/地域』で働くことなのかな。と考えたり。

中々目に見えないから難しいけど、だからこそ興味深い。

アウトプットの習慣づけ

本当は、来年からブログ始めようと思ってました。
なんてったって、年の初めってきりがいいじゃない。
でも、なんでも長く続かないことが自分でもわかっているので、後回しにしないで今日からはじめようと思いなんともきりが悪く、しかもクリスマスの日からブログをはじめることとなりました。
まぁ、大事なのは継続することだからね。

ブログの最大の目的は、タイトルの通りアウトプットの習慣づけです。
たぶんこれから仕事のことがブログの大半を占めるのではないかと思いますが、仕事を通してみたこと聞いたこと考えたことを、人に見せることを(少しでも)意識した文章にすることで、頭の中で考えていた時よりずっと明確になる気がするので。
そして、これも最近かなり私を悩ませることなんですが、とりあずなんでもすぐ忘れてしまうんです。最近。
だから、毎日思ったことをちゃんと記録しておこうかと。

というわけで、次は少し、自己紹介をします。