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日々の事、徒然に。

『紛争影響国/地域』で働くこと

久しぶりにブログを書いたら、いろいろ書きたいことが出てきたのでもう一つ記事を書いてみる。

ただ今滞在しているコートジボワールは『紛争影響国』である。
最近では2010年に大統領選挙の結果を巡りその時の現政権派と、
選挙によって選ばれ、国際社会からの支持を得ていた新政権派で内戦がおこりアビジャンでも多くの市民が犠牲となった。
今では外国人の私でも日中は一人で街を歩けるくらい平和。
でも、内戦はたった数年前のこと。人々の記憶には鮮明にあの時のことが残っているに違いない。


さらに、去年はミャンマーでよく仕事をさせてもらう機会に恵まれた。
ミャンマーは軍事政権から民政移管され、アウンサンスーチーさんの自宅軟禁も解け、日本でもかなり注目の国。
私はそんなミャンマーの中で、少数民族支援に関わるプロジェクトに従事できた。
ミャンマーには100を超える少数民族が居住しており、
そのなかのいくつかの民族は民族が多く居住している地域の独立をめざし軍事政権と戦っていた歴史がある。
その中でもカレン族は60年間ミャンマー軍と戦っており、停戦協定が結ばれたことをきっかけに
プロジェクトが開始された。
しかし一旦停戦協定が結ばれたからと言って、60年続いていた状況が一変するはずもなく
真の意味での「平和」には長い時間が必要。
そんなミャンマーのカレン州も『紛争影響地域』と呼べるだろう。


それぞれプロジェクトでは
『社会的調和』『平和の定着』『相互理解の醸成』などを目標として実施していくわけだが
直接現地の人たちに「先の内戦で、あなたにはどのような影響がありましたか?」「内戦時に敵だったお隣さんとは、今、日常生活で問題はありませんか?」
など聞くはずもなく、日々の業務では直接内戦時の話をすることはない。
難しいことには蓋をする、というわけではなく、我々の仕事は「開発支援」だから。
正直、生活して、普通に業務をしている時には紛争影響国/地域とは思えないくらい現地は落ち着いており
『平和の定着』って言っても、具体的になんだろう、だって、もう平和じゃん。とか思ってしまうときも。


けれども、ときたま、内戦の跡を垣間見る時がある。


それは老朽化していたと思っていた建物が実は銃弾の跡で穴が開いていた建物だったり、
住民から発せられた何気ない一言だったり、道路のすぐ脇に広がる地雷危険地域の森だったり。
そういう小さく目に見えたり見えなかったりする一つ一つのことを注意深く集めていき
そこに住む人々が真に感じる『社会的調和』『平和の定着』『相互理解の醸成』を形成する支援をしていくことが
『紛争影響国/地域』で働くことなのかな。と考えたり。

中々目に見えないから難しいけど、だからこそ興味深い。

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お仕事本格化

前の投稿からすでに2週間近くもたってしまった…継続的に何かを書くことに慣れてないといかんですね。
仕事が結構体力勝負なので、事務所から帰宅するとパソコンを開くにならない…と言い訳をしつつ
忘れないうちに思ったこと、感じたことを。


仕事が本格化し、現地のカウンターパートや事務所の現地スタッフとも結構話す機会が増えてきた。
第一の感想は、みーーーんな真面目!ということ。
我々のカウンターパートは中央・地方の公務員。
プロジェクトの他にも通常業務があるし、ドナー機関だってEUやWBなどたくさんの機関がコートジボワールの支援を行っている。
我々が思う以上に忙しいと思うけれども、それでも一つ一つの業務をこなして、やると言ったらまずはやってみる、という姿勢にとっても感動している。


我々のプロジェクトは、社会的調和促進のためのコミュニティ開発。
選定された対象エリアにてコミュニティインフラ(今回は学校と道路)の建設や改修を住民を巻き込んで行うことにより社会の調和を促進させようというもの。
そのためただ今プロジェクトの各サイトにて「プロジェクト合同管理委員会」なるものを住民を巻き込んで設立し
ただ今そのキックオフミーティングを行っている。
我々日本人は、ミーティング前の下打合せをカウンターパートである市役所職員と綿密に行い
当日は後ろのほうで座っているだけ。
会の進行やワークショップのファシリテーションはすべてカウンターパートが行っているのです!!!


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すばらしい!
もうこの一言に尽きる。
フランス語で行われているため残念ながら議論の内容を完全に理解するのは厳しいけれども
逐一プロジェクトスタッフに訳してもらい、ふむふむふむ・・・
皆このプロジェクトに対して大きな期待をしていてやる気十分な雰囲気。

ただ、やっぱりサイトによって住民の意識にも若干差が・・・
会議開始時間になっても参加者が全然来ていないサイトもあり、みんなで話し合っている…


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でもここからの挽回が素晴らしかった!
何とかみんな集まり、50分遅れくらいで会議開始。
会議の冒頭には市役所職員から「プロジェクトは地域住民のためのものであり、みなさんの貢献が必要。責任感を持ってもらいたい。」
との言葉が。それに対して住民たちもこれからはこんなことがないように責任感を持って臨みたい、と返答。
その後の会議もしっかり実施できた。


合同管理委員会はまだまだ立ち上がったばかり。
これから市役所の職員、地域住民とともに頑張るぞ――!!

(ブログにある写真の無断転載・転記はご遠慮ください。)

お買いもの その2

1月13日は現地の祝日。ということで滞在先付近をぶらぶら歩きまたお買いものしてきました。

アビジャンでは自炊が基本らしく、チームメンバー皆朝と夜は自分で作っているみたいです。
私も実家を出てからは少しずつ自炊を始めたので、なんとなーく買い物をしてみる。

そして、宿の近くのパン屋をチームメンバーに教えてもらいました。
このパン屋がまたステキで、バゲット、クロワッサン、そのほか菓子パンなど勢揃い。
おまけにケーキ、タルト、ジェラートまであって、完全に私を太らせようとしているに違いないお店でした。

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そのお店の隣には、なんとPatchiが!!
新しくできたそうで、店内はこれまた素敵にデコレーションされていました。
お値段は・・・うーん、どこにいってもPatchiはPatchiですね。
一番手頃そうな板チョコを一枚買ってみました。それでも4000XOF、約800円。たか~~~い。

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と、こんなブルジョワな生活をしていますが、明日からいよいよ業務開始。
ローカルフードも美味しすぎるらしいので、日本から持ってきたタニ○の体重計で毎日チェックしながら
健康第一で頑張るぞ!!

アビジャン到着

新年あけて早々、転職初の出張です。

西アフリカの国、コートジボワール(日本語訳名:象牙海岸)
初めての西アフリカ国、初めてのフランス語圏。コートジボワールは周辺諸国と比べ発展していて安全な雰囲気。
日中だったら私一人でも周辺を歩けるみたい。

コートジボワールの中心地、アビジャンまではエミレーツを使ってドバイ経由で到着。
東京―ドバイは10時間、その後ドバイ―アクラ―アビジャンで11時間強。


つかれた・・・


ドバイでの乗り換えは約2時間。
結構バタバタだけど、しっかりアイスは食べてきました。
ディルハム表示で一体いくらなんだかよくわからないので好きに注文したらなんと700円もしてしまいました。
さすがバブリーな国。アイスの値段もバブリーね。

飛行機に乗れば乗るほど時間がさかのぼっていき、さすがに若干時差ボケ。
日本の―9時間は結構きついですね。

宿に向かう途中でスーパーに行き、色々と買い物をしてきた。
コートジボワールの通貨は「コートジボワールフラン(XOF)」。
大まかな計算で700XOFで1ユーロとしています。
これまた買い物のときはあまり考えずかごに入れてましたが、今日レシートを見返してみてなんとなく物価の感覚がわかってきました。

まず「パン・オ・ショコラ」。
元フランスの植民地国はパンがおいしいと聞いてましたが、うん、おいしかったー。
1個300XOF。70円くらいです。
安いし美味しいし、毎朝食べたいくらいだけど、数日後の体重が怖いので控えましょう。
次は大好きな「カマンベールチーズ」。
グラム売りで、ピンきりありますが1㎏=7900XOFを168g購入。1325XOFで約280円。
もしかしたらもうちょっと安いものがあるかもしれないけど、美味しいし日本より安いし満足。
一方1リットルくらいのオレンジジュースを買ったけども2250XOFもしました!!約420円。
今日は別のスーパーへ行く予定なので、色々値段を見てみよう。
近いうちにローカルマーケットにも行かなきゃ。

2014年の抱負

最初の記事からかなり日がたってしまいましたが、まぁ書きたいことがそんなになければ無理して書かなくてもいいし…と
ゆるーい感じで続けていければいいかな。
既に2014年になって10日以上経ってしまいましたが、とりあえず今年の抱負を。

その前に去年を簡単に総括。
去年は色々と実り多き1年でした。
一番は転職。 以前から考えてはいたけどビビビとくるものがなかった。
でも今回、今後の自分のキャリアや人生を考えて、思い切って転職しました。
転職が功を奏するかどうかは自分次第。
同業他社なので仕事に慣れるというよりも、会社や人に慣れて、自分らしく仕事ができる環境づくりが大事ですね。

そして、これも仕事ですが
去年の2月に、コンサルタントになって初めて携わったダッカの廃棄物プロジェクトが終わって
新しくミャンマーの少数民族のための地域総合開発計画に携わったこと。
不思議なもので、一つ区切りがついたところで新しいプロジェクトに関わることができた。
このプロジェクトでは初めて自分の担当分野に集中して業務行う機会をもらいました。
チームメンバーもみんな他社、という中で公私ともに楽しく、エキサイティングな経験ができました。



で、今年2014年。
去年は六星占術で「達成」という12年周期の中で一番良い年。
そして今年は「乱気」という中殺界。
特に人間関係で問題が起きてしまう年だとか。
一方初詣で引いたおみくじは久しぶりに「大吉」。
なのであまりびくびくせず、迷った時に数子さんの声に耳を傾けたいと思います。

2014年の抱負は「何事も油断せず、自分の最善を尽くす。」です。
物事には「デッドライン」というものがあると思います。
もちろん何かに挑戦するのに年齢なんか関係ないけれど、だからと言って後回しにしてもしょうがない。
特に仕事では常に締切があり、その中で最高の質のものを仕上げていくわけだけど
どうしても締切が迫ってくると「○○もやりたかったけど時間ないから今回はできない」という場面が出てきてしまう。
そういう時はたいてい、時間をうまく使い、もっと前から準備しておけばできたことが多い。
今年はそんな自分の弱いところをしっかり見つめ、自分の最善を尽くしていきたいと思う。